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2018年03月03日 平成29年度 卒業証書授与式

卒業おめでとう!

 

平成29年度 卒業式 答辞

 例年以上に厳しかったこの冬も終わりに近付き、時折見せる日差しや吹く風の中に、春の気配が感じられます。本日は、私たち186名の卒業生のために、このように盛大な卒業式を執り行っていただき、誠にありがとうございます。三年間の高校生活を終えようとしている今、この日を迎えることが出来た喜びを感じていると同時に、三年間を共に過ごしてきた仲間やこの新発田中央高等学校との別れに寂しさも覚えています。今思い返せばあっという間に過ぎていった三年間。しかし、ここで過ごした三年間の思い出は色濃く語り切れないものであり、その一つ一つが私にとってかけがえのない宝物です。
 私はこの三年間、私の人生にとって大きなことを学びました。それは、今の自分を少しでも変えたいと思ったとき、勇気を持って一歩を踏み出せば、自分を変えることが出来るということです。それを学んだことで、私は大きく成長することが出来ました。
 それまでの私は、自分に自信がなくそれが常に行動に表れていました。周囲には明るく振る舞うようにしていても、物事に対してはマイナス思考で、人目ばかりを気にして、自分の考えを言い出せないことがしばしばありました。そのせいで、周りの人に余計な気遣いをさせることもあり、私はそのような自分が嫌いでした。ただ、何とかして自分を変えたいと思っていました。
 少しでも自分を変えるきっかけになるのではないかと考え、高校2年生の中央祭でクラスの実行委員長を務めました。初めてのリーダー役に戸惑い、うまくいかないこともありました。その時にクラスの仲間がサポートし応えてくれたことで、クラス企画は成功し、クラス全体の人間関係もぎゅっと近くなったような気がしました。私自身は、自分たちで企画を考えて、最後まで取り組むことの楽しさや難しさを感じ、それと同時に大きな達成感を得ることが出来ました。
 そして、この小さなきっかけが、私にとって大きなきっかけに変わったのです。それが、その年の生徒会役員選挙です。生徒会役員としての経験が全くなかった私に、ある日突然「生徒会長をやってみないか?」と声がかかりました。その時は、「どうして私なんかが」「私に務まるわけがない」と後ろ向きの気持ちしかありませんでした。しかし、あのときの中央祭で掴んだものを思い返し、生徒会長を務めている未来の自分を想像した時、「これは自分を変えられるチャンスかもしれない。弱い自分を変えたい!」と強く思うようになりました。答えを出すのはとても勇気が要りましたが、生徒会長に立候補してみようと、私にとって大きな決断をしました。今思えば、中央祭でクラスの実行委員長に立候補した時から、私は少しずつ成長し始めていたのだと思います。
 生徒会長として生徒会の活動が始まってからは、困難の連続でした。これから何があって、それをどうすればいいのか、何もわからない不安ばかりで、弱気になりかけていました。生徒会行事では、その柱となるような大事な仕事を抱えながら、生徒会長としての挨拶を考え、全校へのニュースを作るなど、複数ある自分の仕事を両立させることで精一杯でした。このように切羽詰まった状態で、どうやって生徒会執行部のメンバーを引っ張って行けばいいのだろうか、やはり私には生徒会長は務まらないのだろうかと、悩むこともありました。その時ふと周りを見ると、私の周りには、一緒に頑張っている執行部の仲間、応援してくれる友達、サポートしてくださる先生方がいることに気づきました。一人で何もかも抱え込んでいた私が、私は一人じゃないんだと気づくことが出来ました。それからは、執行部のメンバーを私が先頭になって引っ張っていくのではなく、私自身もメンバーの一員として、共に悩み、共に助け合って、みんなで前進していけばいいんだと考えるようになりました。そうなると、周りを見れる心の余裕も出来て、ほんの少しの自信を持って活動できるようになりました。それからです。私は、今までの形のとらわれず、自分の考えていることを大切にして、仲間と共に自分たちなりの生徒会活動を作っていこうと考えられるようになりました。
 高校三年生の体育祭では、生徒会長を務めながら、一年生の頃から憧れていたチームのパフォーマンスリーダーにも挑戦しました。同時進行で進められる二つの異なる仕事の両立に苦しみ、逃げ出したくなるようなことも何度もありました。それでも、私の発言を受け止めてくれる仲間がいて、たくさんの人に支えてもらい、一緒に頑張ってくれた仲間のおかげで、どちらの仕事も全うすることが出来ました。私はこの行事をきっかけに、自分の考えをきちんと発言することの大切さと、そうした時にそれをきちんと受け止めてくれる人が必ずいるということ、そして、その人たちが必ずサポートしてくれるということを学びました。私は、周りで支えてくれた人たちのおかげで、自分に自信をつけることができました。
 卒業を迎えた今、私は大きな宝物とも言えるものを持って卒業することが出来ます。私は、マイナス思考で自信のない自分を変えることが出来ました。それは、何にも変えられない宝物です。これは私一人の力で成し得たのではなく、周りの人の支えがあったからこそ出来たのだと思います。一人で重たい荷物を抱えていたら、一緒に持ってくれる仲間が必ずいます。心が弱っていたら、黙ってそばにいてくれる仲間も必ずいます。ふと気がつくと、生徒と一緒になって頑張って下さっている先生方がいます。どのようなことがあっても、いつも一番近くで応援してくれる家族がいます。思い返せば私の周りには、そっと手を差し伸べてくれて、励まし応援してくれる人がたくさんいました。私は、みなさんのおかげでここまで大きく成長することが出来ました。今は、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
 卒業生のみなさん、在校生のみなさん、私が今みなさんに伝えたいことは、少しの勇気を持って一歩を踏み出せば、人は必ず変わることが出来るということです。そして、それをサポートしてくれる人が必ずいます。だから、今みなさんが抱いている夢や希望を諦めないで下さい。以前の私のように、自分に自信がなくて、言いたいことをまっすぐに言えない人がいるかもしれません。叶えたい夢がある、でも自分には無理だと諦めかけている人もいるかもしれません。でも、勇気を出して一歩を踏み出した私は変わることが出来ました。
 勇気をふりしぼって踏み出したその一歩がたとえ小さくても、その一歩こそが、自分を変える大きな一歩に繋がるのだと、私は確信しています。だから、自分の気持ちに正直になって色々なことに挑戦していって下さい。そして、自分の可能性を自分自身で広げていって下さい。私も、この三年間で学んだこの心を決して忘れず、そして誇りに思い、これからも努力していきたいと強く思います。
 保護者のみなさま、これまで私たちを支えていただき、本当にありがとうございました。時にぶつかることがあっても、いつも私たちの強い味方でいてくれました。毎日おいしいお弁当を作ってくれたこと、私のたちのために一生懸命働いて高校に通わせてくれたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。私たちはこれから、自分で決めた道へと歩んでいきます。そして、少しでも大人になって親孝行が出来るようになっていきたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。
 先生方、三年間、あたたかく時には厳しく勉強や部活動、進路相談など様々なことで私たちを支えていただき本当にありがとうございました。いつも親身になって相談にのってくださる先生や、生徒のことをよく見てくださり、私たち以上に私たちのことを知ってくださっている先生、厳しい言葉のなかにも優しさがあり、私たちと一緒に進み、導いてくださる先生。そんな素敵な先生方が大好きです。先生方と過ごすことが出来た日々は忘れません。ありがとうございました。
 卒業生のみなさん、今日で三年間の高校生活が終わりになります。今思い返せば、みなさんと過ごした何気ない日常のことも愛おしく思います。みなさんと共に卒業できることは、私にとって最高の幸せです。これから先、私たちには様々なことが待っていることと思います。辛く苦しいことに向き合ったその時には、共に三年間を過ごした仲間を思い出して一歩を踏み出しましょう。そしてまたいつか、変わらぬ笑顔で再会出来ることを心から願っています。
 最後になりましたが、三年間お世話になった校長先生をはじめとする先生方、事務の方々、保護者のみなさま、在校生のみなさんに感謝を申しあげ、そしてご来賓のみなさまをはじめ、ここにいらっしゃる皆様方のご多幸とご健勝、さらに新発田中央高等学校のより一層のご発展を心から願い、答辞とさせていただきます。

  平成三十年三月三日

卒業生代表 渡部
ポスター

CHUO JUNIOR

学園通信中学生版(No.3)
平成30年11月29日発行版

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